2013年12月23日月曜日

2013年の活動と2014年の予定

お世話になっております。IGDA日本SIG-INDIE正世話人の七邊です。

2013年も残りわずかとなりましたが、本年のSIG-INDIEの活動と、2014年の活動計画について、ご報告、ご紹介させていただきます。

昨今の世界的なインディーズゲームのブームを背景に、2013年、SIG-INDIEがかかわったイベントが、例年以上に多く開催されました。

1月 インディゲームUstセミナー #01「インディゲームパワー世界潮流―GDC2013から先読みする新しい創造性」
6月 SIG-INDIE第10回研究会「PlayStation Mobileの現状と可能性」
9月 東京ゲームショウ インディーズゲームコーナー 企画・審査協力
10月 ニコニコ自作ゲームフェス2 審査協力
11月 東京ロケテゲームショウ2013
12月 日米モバイルゲーム「新」事情セミナー


2014年にも、すでに複数イベントの開催が予定されています。

1月 IGDA日本オンラインセミナー#07「GDC2014プレトーク&同人・インディゲームの未来」
3月 ニコニコ自作ゲームフェス3 審査協力
4月 都内で開催されるゲーム系カンファレンスの併催イベントとしてロケテショウを開催予定
 ※他に、研究会や小規模ロケテゲームショウの開催を計画中。

2014年も、同人・インディーゲーム・コミュニティの拡大のお手伝いを、微力ながら行っていけましたら、と関係者一同考えております。来年もどうぞ宜しくお願い致します!

「コミックマーケット85」同人ゲームまとめ動画

12月29日(日)~31日(火)、同人誌即売会「コミックマーケット85」が今年も開催されます。2日目の30日には、女性向けゲームと東方Projectのゲームが、3日目の31日には、男性(一般)向けゲームが頒布されます。

本イベントに出展される同人ゲーム(オリジナル)の一部をまとめた動画を、ゲーム制作サークルえーでるわいすさんが作成し、YouTube上で配信されています。

「コミケ(C85)同人ゲームまとめ動画(オリジナルのみ)」
http://www.youtube.com/watch?v=Yxb8Bbs-04k#t=1015

4Gamerさんの記事
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20131220068/


本動画は、2012年夏のコミックマーケット82から、毎回のイベント毎に作成・配信されています。日本の同人ゲームのクオリティの高さがよく分かる動画であるため、私も昨年から、尚美学園大学、法政大学、東京工業大学など、複数の大学の講義で利用させていただいております。
 (近く、御礼のご挨拶に伺わなければ…)。

マンガなどと違い、ゲームは、静止画だとゲームのルールや面白さ、クオリティがなかなか伝わりづらいのですが、デモ動画やプレイ動画があると、プレイヤーに伝わりやすくなりますね。

皆さんもぜひ、上記動画を見て、コミックマーケットに参加して、同人ゲームのスペースに足を運んでください!

2013年11月4日月曜日

「東京ロケテゲームショウ2013」【11月9日(土)】_出展サークル・ゲームの特徴

いよいよ、今週9日(土)に迫った、「東京ロケテゲームショウ2013」。

現在、出展サークルとゲームの情報を、公式サイト上で公開しています!(随時更新中)

ここでは、サークルさんへのアンケートに基づいた、イベント参加サークル・ゲームに関する基礎的なデータをいくつかご紹介したいと思います。


(1)「東京ロケテゲームショウ2013」を知った経緯
参加者(協賛企業、学校、海外招待者を除く)に、「東京ロケテゲームショウ2013」を知った経緯を尋ねたところ、「IGDA日本の公式サイトで知った」という方が半数でした。「知人・友人からの口コミ」で知った方も、4分の1いらっしゃいました。


(2)「東京ロケテゲームショウ」過去参加経験

IGDA日本は、2009年に秋葉原で「秋葉原ゲームショウ」、2012年に板橋で「東京ゲームショウ」を開催しています。これらのイベントに参加した経験があるか、サークルの皆さんに質問しました。

サークルとして過去にロケテショウに参加したという方が、全体の3分の1以上いました。一方、今回はじめてイベントに参加したという方も、約半数いました。

昨年、板橋まで来場された方も、新しいゲームやバージョンアップしたゲームを、色々と体験できると思います!



(3)プラットフォーム


最後に、ゲームのプラットフォームに関する回答結果をご紹介します。

これまで自主制作ゲームの主要プラットフォームであったパソコン(PC)に加え、スマートフォン、タブレットのようなスマート端末向けのゲームが、昨年に続き、今年も多く出展されるようです。

一方、PlayStation VitaやXbox360など、家庭用ゲーム機向けの自主制作ゲームが、PC・スマート端末向けゲームと同じくらい出展されることが、今年の特徴と言えそうです。PlayStation Vitaや次世代機の普及で、今後も、家庭用ゲーム機向けの自主制作ゲームが、日本でも増えていくかもしれません。

さらに今回のイベントでは、なんと、自主制作の「オリジナルメダルゲーム機」も出展される予定です!(team.Drakujiさん) ネットを通じた遠隔プレイも可能とのことです。


非常に多様なジャンル、プラットフォームのゲームが出展され、ワンコイン(100円)で、好きなだけ自由にプレイできる「東京ロケテゲームショウ2013」。

皆さんもぜひ秋葉原まで遊びに来て下さい!

2013年9月5日木曜日

秋の同人・インディーズゲーム祭り!

国内、海外の同人ゲームやインディーズゲームの人気を反映してか、今年は9月から11月にかけて、同人ゲームやインディーズゲームのイベントが続々と開催されます。その中からいくつかをご紹介します!


激やばインディーズファイナリアリティ同人ドリームないと! (9月9日、新宿ロフトプラスワン)
ゲームを作りながら、同人ゲームについて語り合うというイベントです。小松菜屋のHAtaさん、神奈川電子技術研究所のisaoさんなどが出演されます。


東京ゲームショウ2013 インディーズゲームコーナー(9月19日~22日、幕張メッセ)
国内・海外の個人や小規模企業が制作した、独創的なオリジナルゲームが、プレイ可能な状態で4日間出展されます。日本や世界の奇抜な作品、想像力溢れる制作者と出会うチャンスです。



東京ゲームショウ2013 センス・オブ・ワンダーナイト(9月20日)
実験的・創造的・非伝統的なゲーム10作品が紹介される、世界的に有名なインディーズ制作者の登竜門的イベント。ビジネスデイでの開催ですが、UStreamでも毎年配信されています。


東京ゲームショウ2013 インディーズゲームフェス(9月21、22日)
インディーズゲームとゲーム実況を融合させたイベント。東方 ProjectのZUNさん、黄昏フロンティアさん、チーム・モンケンさん、エンドレスシラフさん、えーでるわいすさんなどが登壇されるとのこと。東方ジャンルの音楽サークルさんのライブなどもあるようです。


東京ロケテゲームショウ2013(11月9日、秋葉原ヒロセ無線)
IGDA日本が主催する、同人・インディーズゲームのプレイイベントです。PC、スマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機向けのゲームが、その場でプレイできます。ゲームをプレイし、制作者、プレイヤー同士で自主制作ゲームについて語り合うチャンス! ぜひ参加して交流しましょう。現在、サークル募集中!(9月15日まで)


デジゲー博(11月17日、大田区産業プラザPio)
D.N.A. Softwaresさんが開催する、同人&インディーズ デジタルゲームのオンリー即売会です。「パソケット」終了後、ほとんど行われてこなかった自主制作ゲームの頒布イベント! ゲームだけでなく、制作ツールや同人誌なども即売されるとのこと。同会場で、「艦これ」の即売会やアナログゲームの交流会も開催されるそうです。


…と、急に同人・インディーズゲームのイベントが増加して目移りしますが、イベント毎に出展されるゲームや制作者さんの層、目的が異なります。ぜひ、いくつかorすべてに参加して、国内・海外の自主制作ゲームを実際に体験してみてください!

2013年9月4日水曜日

「東京ロケテゲームショウ2013」が開催されます!

IGDA日本公式サイトのトップページに掲載されています通り、11月9日(土)に、IGDA日本は、「東京ロケテゲームショウ2013」を開催致します。

昨年、板橋で開催された、自主制作ゲームのプレイイベント「東京ロケテゲームショウ」が、今年は秋葉原で開催されます。


現在、サークル参加される方を募集中です。申込〆切は、9月15日(日)。会場は、秋葉原のヒロセ無線5階、というより、メロンブックスさんや、アーケードゲームの聖地「Hey」同じビル内の真上の階です。


参加費は6,000円~とやや割高ですが(会場費の都合です。ゴメンナサイ…)、立地が素晴らしいため、多くのプレイヤーの皆さんが(下から)来場されることが予想されます。秋葉原で、目の肥えたプレイヤーの皆さんに、自作ゲームをたくさん遊んでもらえる、またとないチャンスです。あと、秋葉原ですので、委託販売ショップさんも近いです。


サークルの皆さんには、是非是非、参加をご検討いただけましたら! と思います。


なお、今年は、9月から11月にかけて、多数の同人・インディーズゲームのイベントが開催されます。次の投稿で、これらのイベントについて、簡潔にご紹介したいと思います!

2013年6月23日日曜日

SIG-INDIE10_「PlayStation Mobileの現状と可能性」の講演資料と記事リンク公開

 2013年6月1日に開催しました、同人・インディーゲーム部会(SIG-Indie)第10回研究回「PlayStation Mobileの現状と可能性」の講演資料と記事リンクを公開させて頂きます。講演者の皆様、本当にありがとうございます。

 スライド資料は、Slideshareというサービスを使って公開しています。

■記事・講演内容まとめ

IGDA日本 同人・インディーゲーム部会(SIG-Indie) 第10回研究会「PlayStation Mobileの現状と可能性」 - TogetterTogetter -

インサイドさんにすべての講演を記事にしていただきました。ありがとうございます!
記事一覧

■講演スライド

七邊信重さん (マルチメディア振興センター)
「企画趣旨のご説明と、SIG-INDIE、東京ロケテゲームショウ、TGSインディーズのご紹介」

小山友介さん (芝浦工業大学)
「ソーシャルゲームユーザーと家庭用ユーザーの違いと重なり」

浅野剛史さん (ソニー・コンピュータエンタテインメント モバイルサービス事業推進部) 
「PlayStation Mobile現況および今後の展開について」

isaoさん (神奈川電子技術研究所
「『僕は森世界の神になる』がPlayStation Mobileで発売されるまでの流れ」

佐川直樹さん (こびとスタジオ) 
「PSMとXNA - とある同人サークルの一存」

マサシロウさん (ぜろじげん) 
「PSMで多言語ノベルゲームを作る - シムシップ(世界同時配信)を狙う、あるサークルの野望と現実」

山田八畳丸さん (サークルやまどん!) 
「PSM向けノベルゲームの開発の課題」