「東京ロケテゲームショウ」【11月11日（日）】_サークル・ゲーム紹介（5）_ゲーム開発環境編

いよいよ明日、11月11日（日）に迫りました「東京ロケテゲームショウ」！
出展されるサークルとゲームを紹介しています。最終回は、ゲーム開発環境です！

ゲームを容易に開発できるフリーのゲーム開発環境（ツール）は無数にありますが、アクションゲームやSTGを作りやすいツールとして有名なものに、「HSP」と「enchant.js」があります。

今回のイベントでは、両方のツールを開発されている方たちが参加されています！


HSPプログラムコンテスト事務局さん

「NScripter」や「吉里吉里」とともに、おそらく日本で最も有名なゲーム開発環境の一つ、「HSP」で作られ、コンテストに応募された作品が展示されます！
PC、iPhone、Android、iPadなど幅広い機種でゲームが遊べるとのこと。

なお、HSPプログラムコンテスト事務局さんの横では、小松菜屋さんがHSPを使ってその場でゲームを開発されます。こちらもお見逃しなく！

9leapさん

青少年プログラマ育成を目的とする、スマートフォン向けオリジナルゲーム開発コンテスト「9leap」の主催者さんです。
海外でも急速に普及しているゲーム開発環境「enchant.js」を使ったゲームも展示されるようです！

BISHAMON（MATCHLOCK）さん

３Ｄエフェクトツール＆ミドルウェア「BISHAMON Personal PREMIUM」を発売に先駆けて、展示されます！
「D.N.A. Softwares」さんのゲーム開発環境「AIMS」に導入されるなど、同人・インディーズシーンでも普及しています。
特に、インディーズ開発者の方たちは、ぜひ体験してみてください！



















東北ITコンセプト 福島GameJam in 南相馬 2012

Game Jamとは、決められた時間で、グループでゲームを作るイベントのことです。

2012年8月には、福島県南相馬市と、東京・名古屋・福岡・台湾台北・台南で「東北ITコンセプト 福島GameJam in 南相馬2012」が開催されました。
本イベントでは、福島で実際に30時間で制作されたゲームが遊べます。また、ゲームを開発された方、運営スタッフの方も参加されます！

5回にわたり、イベントで出展されるゲームをご紹介してきましたが、ゲームの面白さは、やはり実際にプレイしてみないと分かりません。

ぜひ、実際に「東京ロケテゲームショウ」にお越しいただき、ゲームをプレイし、開発者の方とコミュニケーションを取ってみてください。

皆さまのご来訪を、心よりお待ちしております！！

「東京ロケテゲームショウ」【11月11日（日）】_サークル・ゲーム紹介（4）_家庭用ゲーム機向けゲーム編

いよいよ明日、11月11日（日）に迫りました「東京ロケテゲームショウ」！
出展されるサークルとゲームを紹介しています。第4回は、家庭用ゲーム機向けゲームです！


海外では、マイクロソフト、Google、Appleなどの企業は、2005～2008年にかけて、相次いで自社の家庭用ゲーム機（Xbox360など）やスマート端末（iPhone、Android端末など）向けゲームの開発環境を無償で提供したり、全世界にゲームを配信できるプラットフォームを整えてきました。

日本でも、ソニー・コンピュータエンタテインメントが、PlayStation Vitaや、一部のAndroid端末（Xperia、AQUOS、HTC Oneなど）向けのゲーム開発環境「PlayStation Mobile」を提供、今年10月よりゲーム配信が開始されています。

「ゲーム開発・流通の民主化」は、世界のゲーム開発の動向を示す一つのキーワードであり、日本国内の同人・インディーズ開発者も、スマート端末や、家庭用ゲーム機向けのゲームの開発に果敢に取り組んでいます。今回は、「東京ロケテゲームショウ」に出展される、家庭用ゲーム機向けゲームを、いくつかご紹介します。



ぜろじげんさん

「PSMobile」向けのアドベンチャー＆カードゲーム「Royal Red Royal（仮）」のプロト版を展示されます。
また、ustreamで公開されているラジオで、東京ロケテゲームショウ参加サークルにインタビューされている他、イベント当日にも現地から特別公開録画も行われる予定です！

XNA Alliance Tokyoさん

マイクロソフトのゲーム開発環境XNAを使ってゲームを作られている方たちの連合サークルです。
STG、RPG、アクションなど様々なジャンルのゲームを展示されるとのこと。
なんと、WindowsPhone向けゲームも！

SIG-INDIEでも、マイクロソフトの担当者の方もお招きして、一度XNAの研究会を行っています！

ぴり辛トマト350円さん

パズルゲーム「ぱねくるっ！」を展示されます。
さらに、ニンテンドーDSi／3DS上で動作するプログラム言語「BASIC」、「プチコンmkII」で作成されたパズルゲームも展示予定とのこと！

「東京ロケテゲームショウ」【11月11日（日）】_サークル・ゲーム紹介（3）_スマホ・タブレット向けゲーム編

11月11日（日）開催の「東京ロケテゲームショウ」に出展されるサークルとゲームの紹介記事です。第3回は、スマートフォン・タブレット向けゲームです。

今回のイベントの大きな特徴の一つは、スマートフォン(スマホ)やタブレットのようなスマート端末向けのゲームの出展が、3年前のイベントと比較して増加したという点です。

今年の東京ゲームショウでも、スマートフォン向けゲームの出展が大幅に増加したことが話題になりましたが、日本のインディーズゲーム・シーンにも、ゲームのモバイル化、グローバル化(世界配信)の波が押し寄せているようです。


FullPowerSideAttack.comさん

海外でも有名なインディーズゲーム・コンテスト「SENSE OF WONDER NIGHT 2012」で選出された作品です。

タブレットにタッチしてあやとりのように遊ぶ、音楽＋シューティングの独創的ゲームです。公式サイトのプレイ動画も要チェック！
 

be-styleさん

Android/iOS向けのカジュアルゲームを出展されます。
パターゴルフ、流鏑馬、パズルアクション、100マス計算等、多彩なゲームを用意されているとのこと！

らむねビンさん

Android用誘導系パズルゲーム「とまれなクエスト」を出展。
マップを自動で歩く主人公を4体の精霊の力で誘導するゲームとのことです。

横浜デジタルアーツ専門学校の生徒さんたちのサークルですが、
今回は他にも、HAL東京や東京工芸大学の生徒さんたちも参加されています！

チーム・グランドスラムさん
「メディアコンテンツ研究家「黒川文雄」、天才ゲームクリエイター「飯田和敏」、驚異のサウンドクリエイター「中村隆之」、時代が生んだイラストレーター「納口龍司」の４人によるフリーゲーム・プロジェクト」とのことですが、なぜ、こんなに著名な方たちが参加されているのでしょうか・・・（汗。

「モンケン」という謎の生物（？）の画像が一枚だけ送られてきています。
どんなゲームが出展されるのか、運営側もとにかく楽しみです！

「東京ロケテゲームショウ」【11月11日（日）】_サークル・ゲーム紹介 （２）_オリジナルPCゲーム編

11月11日（日）開催の「東京ロケテゲームショウ」に出展されるサークルとゲームを、何回かに分けて、いくつか紹介していきます。

同人・インディーズゲームの伝統的プラットフォームである、パソコン（PC）向けゲームの開発者さん（サークル）をご紹介します。

第2回で紹介するのは、オリジナル（一次創作）PCゲームを出展するサークルさんです。


エンドレスシラフさん

オリジナルSTG、「∀kashicverse -Malicious Wake-」を出展される予定。
様々なコマンドで攻撃・防御を選択できる、野心的な作品です！

   
















記憶図書制作委員会さん

パズル系アドベンチャーゲーム「リゼットの処方箋」を出展。
ポイント＆クリックで進んでいくタイプのゲームとのことです。
キャラクターがかわいい！

一夢小路さん

音楽を主題にした洋風ノベルゲームを展示されるとのこと。
今回のイベントでは唯一のPC向けノベルゲームです！

神奈川電子技術研究所さん

オリジナルゲームや二次創作ゲームをたくさん作られているサークルさんです。
カオス理論やフラクタルなど、理論や学問を使った技術力の高いゲームを得意とされてます！

「東京ゲームショウ」中に開催された、世界的なインディーズゲームのコンテスト「Sense of Wonder Night（SOWN）」の2011年大会でも見事選考を通過し、プレゼンテーションされています！
また、SIG-INDIEの第2回研究会でも講演していただいています。

小松菜屋さん

オリジナルゲームから、初音ミクの二次創作ゲームまで幅広く開発されているサークルさんです。
秋葉原ロケテゲームショウに続き、今回もイベント・ロゴを製作して頂いています。
前回はイベント中にゲームを完成させるライブ・コーディングを見事成功させられましたが、
今回は如何に！？

ここでは紹介しきれませんでしたが、面白いPCゲームがたくさん出展されています。
ぜひ、参加して、実際に確かめてみてください！

「東京ロケテゲームショウ」【11月11日（日）】_サークル・ゲーム紹介 （１）_「東方Project」二次創作ゲーム編

11月11日（日）開催の「東京ロケテゲームショウ」に出展されるサークルとゲームを、直前になってしまいましたが、何回かに分けて、紹介させていただきます。

最初に、同人・インディーズゲームの伝統的プラットフォームである、パソコン（PC）向けゲームの開発者さん（サークル）を、いくつかご紹介します。前回は、9割くらいのサークルさんのゲームがPC向け作品を出展されていましたが、今回もオリジナル（一次創作）、パロディ（二次創作）とも、PC向けゲームの申込が、やはり一番多くなっております。


記事を書いていて、「東方Project」の二次創作（パロディ）ゲームの紹介を先にまとめてしまいましたので、まずはそちらからご紹介します。

苺坊主さん

「東方Project」の二次創作RPGやSLGで、とても有名なサークルさんです！
根強いファンがいらっしゃいます。イベントでも、RPGやSLGを出展されるようです。

 
GATLING CATさん

同じく「東方Project」の二次創作ゲームを作られているサークルさん。
今回は、横スクロールタイプのアクションRPG「東方活劇綺談ONLINE」を出展される模様。

under the gunさん

東方Projectの二次創作リアルタイムストラテジーゲームを展示されるとのこと。

「東京ロケテゲームショウ」開催のご案内【11月11日（日）】

来る11月11日（日）、IGDA日本は、同人・インディーゲーム部会（SIG-INDIE）が中心となり、同人・インディーズゲームの展示会「東京ロケテゲームショウ」を、板橋区立グリーンホールで開催いたします。

本イベントの目的は、主として次の二つになります。

１）個人やグループが開発しているゲーム（同人・インディーズゲーム）を展示し、ユーザーからのフィードバックを得ることでゲーム内容の改善の機会を設けること。 

２）同人・インディーズゲームの社会的認知を高めることで、日本におけるインディーズレベルでのゲーム開発・流通の裾野を拡大すること。 


2009年に、秋葉原で同趣旨のイベントを開催し、大変盛況でした。
今回は、場所を板橋に移して、30のサークルがゲームを出展するイベントを開催いたします。

パソコン、PlayStation Vita、iPhoneのようなスマートフォン、タブレット向けのゲームを、実際に触りプレイしながら、制作者とコミュニケーションを取ることもできるイベントとなっています。

機会がございましたら、是非、ご参加下さい！


（＃）開催日時や場所、イベントの詳しい趣旨、出展されるゲームなどについては、公式サイトでご確認下さい。
（＃）前回「秋葉原ロケテゲームショウ」については、公式サイトやこちらをご参照下さい。


さて、本ブログでは、 開催間近の「東京ロケテゲームショウ」に出展される、注目のゲームやサークルを、いくつかご紹介していきたいと思います。